ウクライナからの難民数、100万人超=国連機関
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、ロシアにより侵略を受けるウクライナから隣国へと脱出した難民の数が100万人を超えたと発表した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、ロシアにより侵略を受けるウクライナから隣国へと脱出した難民の数が100万人を超えたと発表した。
ロシアから侵略を受け続けるウクライナのゼレンシキー大統領は3日未明、ウクライナ国民にとって現在の戦争は「祖国戦争」であるとし、ロシア侵略者は激しい反撃を受け取ることになると発言した。
フランスのマクロン大統領は2日、改めてウクライナへの支持を確認した他、プーチン露大統領は意図的に戦争を選択したと発言した。
2022年3月2日
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)は2日、ウクライナの情報機関の情報によれば、ロシア連邦では3月4日から戒厳令が敷かれようとしていると発言した。
2日、ウクライナ代表団は、ロシア代表団との2回目協議のために、ベラルーシ領ベロヴェーシの森へ向かう。
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、国連総会にてロシアに対ウクライナ侵略を要求する決議が採択されたことを受け、地球規模の反プーチン連合の効果を示していると発言した。
国連総会は2日、決議「ウクライナに対する侵略」を賛成で採択し、ロシア連邦に対して、ウクライナへの侵攻を非難した上で、即時ウクライナ領からの撤退を要求した。
ウクライナ国防省は2日、逃走したロシア軍がウクライナ侵略計画に関する文書を獲得したと発表した。同文書は2022年1月18日に確定されたものであり、占領は当初、2月20日から3月6日までの15日間で行われる計画となっていたという。
ウクライナ首都キーウ(キエフ)市の地下鉄では、現在最大1万5000人が避難し、シェルターとして利用している。市内の地下鉄には、最大10万人まで収容可能。
ウクライナのクレーバ外相は2日、同国は北大西洋条約機構(NATO)に対して、同国の上空に飛行禁止空域を設定するよう要請したとし、その他にも、上空の安全を確保する代替メカニズムについても話していると指摘した。
最新の世論調査によれば、ウクライナでは、86%がウクライナの欧州連合(EU)加盟を支持、76%が北大西洋条約機構(NATO)への加盟を支持すると回答した。
最新の世論調査によれば、ウクライナの88%の回答者が、ウクライナはロシアの侵攻を撃退できると信じていることがわかった。
ウクライナへの侵略を継続するロシア軍は2日、北部チェルニヒウの警察地区支部と地区病院への砲撃を行った。
ウクライナ国家非常事態庁は、2月24日から始まるロシア軍の対ウクライナ侵略により、現時点までですでに2000人以上の民間人が亡くなっていると発表した。軍人の死者数は含まれていない。
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、世界中のユダヤ人に対して、キーウ(キエフ)市内のホロコースト現場「バービン・ヤール」へのロシア軍のミサイル攻撃について発言をするよう要請した。
2日朝、ウクライナ東部ハルキウ市の同州の保安庁(SBU)、内務省総局、ハルキウ国立大学の建物にロシア軍が放ったミサイルが着弾。最新情報では、3名に被害が出た。
ウクライナ正教会モスクワ聖庁(モスクワ総主教庁の傘下)の複数の聖職者たちは、オヌーフリー総主教庁に対して、聖会議を開催し、モスクワ総主教庁から離脱するよう請願した。
2月24日に始まったロシアの対ウクライナ侵略は各地で継続。各州行政府の情報によれば、3月1日、戦闘の激しかったのは、ハルキウ市、ハルキウ州、ジトーミル市、ヘルソン市、スーミ市、ドネツィク州、キロヴォフラード州、ミコライウ州、キーウ州。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国では戦争が毎日続いているのであり、パートナー国からの支援は毎日必要で、最大限迅速な行動が必要だと強調した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国政権はロシアの侵略に対する抵抗の準備をしていたとしつつ、しかし、敵に国家防衛の行動パターンを知られないようにするために、準備していることは発表しなかったと発言した。
ゼレンシキー大統領は、ウクライナは自国の安全保障について話す準備があるが、それはパートナー国次第のことだと発言した。
2022年3月1日
欧州議会は1日、欧州連合(EU)の諸機関に対して、ウクライナに対してEU加盟候補国の地位を付与するよう勧告するパラグラフを含む決議を採択した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、バイデン米大統領と電話会談を行い、対露制裁とウクライナへの防衛支援について協議を行った。
ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官補佐官は1日、現在キーウ(キエフ)北西郊外では敵の車両の侵入を阻止、ハルキウでは砲撃、ヘルソンでは路上戦が行われていると報告した。
1日、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、キーウ市のテレビ塔への攻撃を行った。一定時間放送が途切れると見られる。
1日、ロシア軍は、ハルキウ市に対してさらなる爆撃を行い、ノヴォバヴァルシキー広場の5階建ての集合住宅の一部が破壊された。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は1日、ウクライナ政権はロシア連邦のウクライナに対する占領計画をずっと前から理解していたのであり、今回のような情勢展開への準備はできていたと発言した。
ウクライナのクレーバ外相は1日、前日のロシアとの協議の結果を分析し、次回に向けた主張を形成しているとしつつ、同時にロシアからの最後通牒は一つたりとも受け入れるつもりはない、と発言した。
ウクライナのクレーバ外相は1日、現在欧州連合(EU)にとって最善の決定は、ウクライナを完全な権利を持つ加盟国とすることだろうとの見方を示した。