ゼレンシキー宇大統領、勝利までキーウに残ると発言
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、この戦争に勝利するために必要なだけ、キーウ(キエフ)で仕事をし続けると発言した。
ゼレンシキー大統領が7日夜の国民向け動画メッセージにて発言した。
ゼレンシキー氏は、「ほら、夜のキーウだ。私たちのオフィスだ。(中略)今日は、私たちの戦いの12回目の夜だ。私たちの防衛、私たち皆、仕事をしている。一人一人が必要な場所にいる。私はキーウにいる。私のチームも一緒だ。領土防衛部隊も必要な場所にいるし、軍人も陣地にいるし、私たちの英雄、医者、救急隊員、外交官、皆が戦っている、皆が勝利に貢献している。勝利は、必ず武器の力、軍の力、言葉の力、外交の力、精神の力でやってくる。その力は、私たち皆が持っているものだ」と発言した。
さらにゼレンシキー氏は、「約3年前、ちょうど選挙があって、私はこの建物、このオフィスに入り、すぐに引っ越しを計画した。私は、そのことをよく覚えている。私は、バンコヴァ通りから政府と議会と一緒に引っ越すことを夢見ていた。キーウの中心を軽くして、現代的な透明なオフィスに引っ越すことをだ。先進的で、民主的なヨーロッパの国として。今、私は一つことを言いたい。私は、ここに残っている。キーウに残っている。バンコヴァ通りに。隠れず、誰のことも恐れず。この私たちの祖国戦争に勝つために、必要なだけ」と発言した。
同氏はまた、ロシアに占領されている地域にて抗議集会を開くウクライナ人たちにつき、「私たちの国を見て欲しい。チャプリンカ、メリトポリ、トクマク、ノヴォトロイツィケ、スタロビリシク、ヘルソン。あらゆるところで人々が自分を守っている。彼らには、武器はないが、彼らは私たち側の人間なのだ。だから、彼らには、武器がある。勇敢さ、尊厳がある。だから、表に出て、『私はここだ、これは私のものだ、私はそれを渡さない、私たちの街、コミュニティ、私たちのウクライナは渡さない』と言えるのだ」と強調した。
2月24日以降、ウクライナでは、ロシアによる軍事侵略が続いている。