ロシア巡洋艦「モスクワ」沈没開始=ウクライナ軍

13日にウクライナ軍が放った対艦ミサイル「ネプトゥーン」が着弾し、甚大な被害を出していたロシア海軍ミサイル巡洋艦「モスクワ」につき、14日、ウクライナ軍の南部作戦を担当する作戦司令部「ピウデン(南)」が同艦が沈み始めたと報告した。

ピウデン広報室がフェイスブック・アカウントにて発表した

発表では、「黒海作戦圏にて、対艦ミサイル『ネプトゥーン』により巡洋艦『モスクワ』が著しく損壊。火災が発生した。艦艇群の他の船が支援しようとしたが、嵐と強力な弾薬の爆破により、巡洋艦は転覆、そして沈み始めた」と報告されている。

他方で、たとえ現在敵にとって上陸のための条件が好ましくないとしても、海上や一時的占領かクリミアからのミサイル攻撃の脅威は残っていると指摘された。

その他、ヘルソン州については、ロシアはヘルソン市と同州の住民に対する心理的圧力を継続しており、同地での偽「共和国」創設のための宣伝を行っているが、ロシア占領者による発砲、拉致、侮辱はいずれもヘルソンの人々の魂を壊すには至っていないと報告された。

これに先立ち、ウクライナ軍は13日、ロシア海軍のミサイル巡洋艦「モスクワ」に対して、対艦ミサイル「ネプトゥーン」で攻撃、深刻なダメージを加えたと発表していた