「民間人が8名が死に、少なくとも18名が負傷した」ゼレンシキー宇大統領、オデーサへのミサイル攻撃につきコメント

ウクライナのゼレンシキー大統領は23日、ロシア軍による同日の南部オデーサへのミサイル攻撃により民間人が8名亡くなり、少なくとも18名が負傷したと報告した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージにて発言した

ゼレンシキー氏は、「今日、ロシアは、ウクライナへとまたしてもミサイル攻撃を行った。オデーサへだ。現時点で、死者8名、負傷者は少なくとも18名。普通の民間人だ。殺された人の中には、生後3か月の女の子もいた」と発言した。

さらに同氏は、攻撃はロシアのカスピ海方面の戦略爆撃機により発射されたものだと指摘し、発射されたミサイルの内、2発はウクライナ軍が撃墜したが、残りの5発が集合住宅を含む、平和な町に着弾してしまったと伝えた。

同氏は、「どうやら、子供を殺すことは、ロシア連邦の新たな国家的思想であるようだ」と強調した。

その上で同氏は、ウクライナは本件やその他のウクライナへのミサイル攻撃に関与する全ての人物を特定し、その責任を追及すると発言した。

写真:国家非常事態庁