ウクライナとロシア、捕虜・被拘束者民間人の交換実施 189名が帰還
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ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、ロシアとの間で新たに被拘束者の交換が行われたとし、187名の軍人と2名の民間人が帰還したと報告した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ロシアの拘束から私たちの人々が帰還することは、私たち1人1人にとって常に非常に良いニュースだ。そして今日はそういう日の1つだ。私たちのチームは、189人のウクライナ人を帰還させることができた。それは、アゾフスタリやマリウポリ、チョルノービリ原発、ズミーニー島の防衛者、様々な前線方面の軍人だ。その中には、兵士、軍曹、将校がいる。『アゾフ隊員』を含む国家警護隊隊員、国境警備隊隊員、領土防衛軍兵士、海軍や陸軍の軍人だ。また、マリウポリで拘束された2名の民間人もいる。1人1人のことを親族、近親者が家で待っていた。彼らを帰還させることができたことは喜びだ。今日、さらに189の家族が幸せになったのだ」と書き込んだ。
また同氏は、アラブ首長国連邦をはじめとするパートナーたち、帰還を支援した人たち皆に謝意を伝えた。その際同氏は、「私たちは、ロシアの拘束から1人1人を解放するために活動している。それが私たちの目的だ。私たちは誰のことも決して忘れない。私たちの人々が帰還できるように、あらゆることを行っているチームに感謝する。アラブ首長国連邦をはじめ、その支援を行ってくれているパートナーたち皆に感謝する」と伝えた。