G7大使、ロシアによるウクライナ住民選別の「濾過キャンプ」への懸念表明

ウクライナに駐在するG7各国大使は30日、ロシアが占領するウクライナ領にて住民を選別と拘束を行うために設置している通称「濾過(ろか)キャンプ」の情報につき、強い懸念を表明した。

G7大使サポート・グループがツイッター・アカウントにて発表した

大使たちは、「G7大使は、ロシアが違法占領地にて組織している『濾過キャンプ』関連の多くの衝撃的な報告につき、極めて強く懸念している」とコメントした。

さらに、大使たちは、裁判なき処刑、拷問、その他の蛮行についての報告は、可能な限り迅速に捜査されねばならないとし、罪が確認されたら罪人の責任が追及されねばならないと強調した。

なお、ロシア軍は、マリウポリの住民をいわゆる「濾過キャンプ」と呼ばれる場所へ連行し、選別・拘束などを行っていることがわかっている。

写真:アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問(テレグラム)