シェヴェロドネツィクを防衛するウクライナ軍に退却が指示された=州長官
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は24日、同州臨時州都のシェヴェロドネツィクを防衛するウクライナ軍に対して、同市からの退却が指示されたと発言した。
ハイダイ長官がフェイスブック・アカウントにて報告した。
ハイダイ氏は、「ウクライナ軍はシェヴェロドネツィクから退却せざるを得ない。私たちの防衛者はもうそのような指示を得た。露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)たちは、シェヴェロドネツィクをほぼ破壊し尽くしており、全ての重要インフラが破壊され、町の90%が損傷し、80%の住宅は改修できないために崩してしまわねばならない。ロシア軍は、トシキウカ〜ゾロテー側からリシチャンシク方面へと向かっている。周囲にはすでに敵の工作諜報グループが入ってきているが、市の深いところへの侵入するための攻撃は撃退された」と発言した。
また、制圧されたスタロビリシクからリシチャンシク方面へ向けて、ロシア軍が6台の「トーチカU」が寄せられていると指摘した。