ウクライナ軍、南部のキンブルン砂州解放作戦にコメント

ウクライナ軍南部作戦司令部「ピウデン」のフメニューク報道センター長は22日、ロシアの占領下にあるキンブルン砂州の解放作戦は現在も続いていると発言した。

フメニューク氏がエスプレソ局出演時に発言した

フメニューク氏は、「最も重要なことは、作戦が続いていること、私たちが敵との戦いを継続していることである。時期尚早に解放やら、そこから敵がいなくなったと伝えることが、ミコライウに著しいダメージを与える可能性があることを認識しておかねばならない。ミコライウは、大きな空間の脱占領と敵を大きく撤収させたことで、深呼吸したところなのだ」と発言した。

同氏はまた、海では嵐が続いており、それがキンブルン砂州にて敵が防衛を強化することを難しくしていると指摘した。そして、「海が私たちのことを助けてくれている。ウクライナ軍が敵の拠点を攻撃しており、敵はそこを固めることができていない。砂州は、(防御を)固めて、忍耐することができるような、多数の設備を配置できるような場所ではない。嵐は騒がせて良いが、皆は静寂を保とう。キンブルン砂州がヘルソン州左岸の一時的被占領地と繋がっていること、(そのため)敵が予備戦力を集結できることは覚えておくべきだ」と発言した。