ロシア軍、オデーサをミサイルで攻撃 9名が治療要請
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日夜に同国南部オデーサの休暇用地区をミサイルで攻撃した。現在までに少なくとも9名が治療を要請したことが確認されている。
26日、ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
フメニューク氏は、「ミサイルが市の休暇用地区を攻撃し、人々が被害を受け、少なくとも9名が治療を要請した。ある者はストレス反応、ある者はガラスの破片の負傷だ。ガラスは非常に多く飛び散った。爆風は、周りの建物に被害をもたらした」と発言した。
同氏はまた、敵は休暇用地区を狙ったとし、その際、ロシア軍は再び「ダブルタップ」と呼ばれる、ミサイルの着弾した地点に、数分あけて、当局職員が到着したタイミングを見計らって、もう1度ミサイルを撃つという戦術を使ったと伝えた。その際同氏は、敵は前線で優位がないために、そのような戦術を選んでいると主張した。
オデーサへの露軍ミサイル攻撃の被害 写真・動画:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム
また、着弾現場を訪れたウクルインフォルムの記者は、攻撃によりスポーツ会館と近隣の集合住宅が損傷していると伝えた。とりわけ、スケートリンクが被害を受けており、着弾時には、スポーツ会館では子供たちがフィギュアスケートの練習を行っていたという。