ロシア軍、ウクライナ南部ドニプロをICBM、「キンジャル」、巡航ミサイル7弾で攻撃

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、21日同国南部ドニプロを大陸間弾道ミサイル(ICBM)1弾、空中発射型弾道ミサイル「キンジャル」1弾、巡航ミサイル「Kh101」7弾で攻撃した。この中、防空部隊は、巡航ミサイル6弾を撃墜した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

報告には、11月21日5時から7時にかけて、ロシア軍がドニプロの企業と重要インフラを複数種のミサイルで攻撃したと書かれている。

とりわけ、ロシア領のアストラハン州からICBMが1弾発射され、タンボフ州からは戦闘機「MiG31K」から「キンジャル」が1弾発射、ヴォルゴグラード州の戦略爆撃機「Tu95MS」からは巡航ミサイル「Kh101」が7弾発射されたという。

この内、空軍の対空ミサイル部隊は、「Kh101」を6弾撃墜したという。また、他のミサイルによる著しい被害は出ていないとのこと。

死傷者情報は発表時時点では接到していないと書かれている。

同時に空軍は、国民に対して空襲警報を軽視しないよう呼びかけている。