ロシア軍の攻勢を受けるチャシウ・ヤルに残っている住民は668人=州行政府
ウクライナ東部ドネツィク州で現在ロシア軍の攻勢を受けているチャシウ・ヤルには、現在も668人の住民が残っている。
22日、ドネツィク州軍行政府のフィラシュキン長官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
フィラシュキン氏は、「668人がチャシウ・ヤル市に残っている。そこの情勢は非常に厳しい。人道支援を持ち込んだり、人々を連れ出したりするのは、今では非常に困難である。なぜなら、敵は市内へ続く全ての道を完全に砲撃しており、町に航空爆弾を投下しているからだ。人々は、市内に残っている人道支援を利用している」と伝えた。
また同氏は、ドネツィク州の情勢も非常に困難だと述べ、毎日敵が前線沿いや前線付近の全ての町を砲撃していると伝えた。