独大使、ロシア軍の大規模ミサイル攻撃につき「これがロシアの平和への願望の姿だ」
イェーガー駐ウクライナ独大使は、8日のロシア軍によるウクライナ各地で死傷者を出した大規模ミサイル攻撃につき、それはロシアの「平和への願望」の姿を示すものだと指摘した。
イェーガー独大使がソーシャルメディア「X」アカウントでコメントした。
イェーガー大使は、「今朝、ロシアがキーウを含めてウクライナに対してミサイル攻撃を行った。ここでは、小児病院『オフマディト』も被害を受けた。キーウでは、多くの犠牲者、死者、負傷者が出ている。これは、民間人に対する戦争だ。これが、ロシアの協議への準備、平和への願望の姿である」と書き込んだ。
なお、ウクライナのゼレンシキー大統領は、8日のロシア軍によるウクライナへの大規模ミサイル攻撃の際に、キーウ、ドニプロ、クリヴィー・リフ、スロヴヤンシク、クラマトルシクが被害を受けたとし、40弾以上のミサイルが発射され、集合住宅、インフラ、小児病院が破損したと報告している。
また、クリメンコ内務相は、その大規模ミサイル攻撃により、現時点で約20名の死者、約50名の負傷者が出たことが判明していると報告している。