ウクライナ情報機関、露領の飛行場、変電所、貯油施設を無人機で攻撃=関係者

ウクライナの情報総局と保安庁は、ロシア領アストラハン州アフトゥビンスクの軍用飛行場、ロストフ州の変電所、ヴォルゴグラード州カラチ=ナ=ドンの貯油施設を無人機で攻撃した。

9日、情報機関内の関係者がウクルインフォルムに伝えた。

関係者は、「情報総局とSBUの共同作戦『バヴォウナ(木綿)』のおかげで、アストラハン州アフトゥビンスクの軍用飛行場、ロストフ州の500kW変電所、ヴォルゴグラード州カラチ=ナ=ドンの貯油施設で開花した」と伝えた。

なお、アフトゥビンスクの軍事飛行場への無人機攻撃の際、テレグラム・チャンネルの中には、ロシア軍の防空システム「パンツィル」が稼働したこと、複数の大きな爆発音がしたことを伝えていたが、その情報は後に削除されている。

関係者は、通常ロシア政権は重要な軍事目標がダメージを受けた際には情報空間を整理することから、その削除は攻撃が成功したことを示しているとの見方を示した。

写真:情報総局