ロシア軍、ハルキウをミサイル「グロムE1」で攻撃

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は8月31日夜、ロシア領ビルホロド州から同国東部ハルキウ・スロビツィキー地区をミサイル「グロムE1」で攻撃した。

ハルキウ州検察のボリセンコ局長が発言した。公共放送「ススピーリネ・ハルキウ」が伝えた

ボリセンコ氏は、「ミサイルは、集合住宅近くの通りに着弾した。建物は、ガラス類が完全に破壊された。また、自動車、産業建築、行政庁舎が破損した」と伝えた。

また同氏は、敵はこれまでもハルキウをミサイル「グロムE1」で攻撃したことがあるとし、同ミサイルの弾頭は315キログラムあり、射程距離は120キロメートル到達し得るものだと指摘した。

そして同氏は、「このミサイルは(航空爆弾)『FAB500』より強力で精密だ」と発言した。

さらに同氏は、現時点で3名が急性ストレス反応を起こしたことが判明していると伝えた。