ゼレンシキー宇大統領、リヴィウとクリヴィー・リフへのミサイル攻撃の被害写真公開

写真

ウクライナのゼレンシキー大統領は、4日のロシア軍による西部リヴィウと南部クリヴィー・リフへのミサイル攻撃の被害写真を公開した上で、テロは止めねばならないと発言した。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

ゼレンシキー氏は、「私たちの町や人に対するロシアのミサイルだ。現時点でリヴィウへの攻撃により5名が死亡(編集注:すでに7名の死亡が判明している)、内14歳の女児がいる。私から遺族と近親者に哀悼を表する。30人以上が負傷。町の普通の住宅、学校、医療施設が破損した」と伝えた。

さらに同氏は、「ロシアのクリヴィー・リフへの攻撃で5名が負傷。建物や民間インフラが破壊された」と伝えた。

Російські ракети проти наших міст і людей. Станом на зараз через удар по Львову загинули 5 людей, серед них дитина –...

Опубліковано Володимиром Зеленським Вівторок, 3 вересня 2024 р.

そして同氏は、「現場では当局が活動しており、攻撃被害の除去のためにあらゆる必要なことを行なっている。全ての負傷者には必要な支援が施されている」と報告した。

さらにゼレンシキー氏は、「防空でウクライナを支援している世界の私たちのパートナー国1つ1つが、真の命の防衛者である。テロに攻勢に対応するために、さらなる長射程性をウクライナに与えるべくパートナーを説得している1人1人が、このようなロシアによるウクライナの町へのテロ攻撃を防ぐために活動している。テロは止めねばならない」と強調した。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、4日未明同国西部リヴィウをミサイルで攻撃した。現時点で死者が7名出ていることがわかっている。