落下した自爆型無人機破片でキーウ州の女性が負傷、民家5軒破損

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16日未明のロシア軍による自爆型無人機攻撃の際、撃墜された無人機の破片が落下し、キーウ州の女性住民1名が負傷、5軒の民家と5台の自動車が破損した。

クラウチェンコ・キーウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで伝えた

クラウチェンコ氏は、「未明、敵はキーウ州を自爆型無人機で大規模に攻撃した。州内では、防空戦力が活動。敵目標は殲滅した」と書き込んだ。

同氏はまた、生活・重要インフラ施設への着弾は防がれたとしつつ、撃墜された目標の破片が落下したことで、女性1名が負傷したとし、同人物は病院へ搬送されたと報告した。

16日8時30分の時点で、州内では自動車5台、民家5軒の破損が確認されており、扉、窓が割れ、壁面や屋根が損傷を負っていると書かれている。

さらに、4地区で、草原と森林部が炎上。火災は鎮火済みだという。

さらなる被害の確認作業が続いているとのこと。

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、15日から16日にかけての夜間、同国を再び自爆型無人機で攻撃した。ウクライナ防空戦力は、これを53機撃墜していた

写真:国家警察