トランプ米次期大統領、ロシアの対ウクライナ戦争の停戦コンセプトを作ると発言
米国のトランプ次期大統領は、現在ロシアが始めた対ウクライナ戦争の終結コンセプトの策定に取り組んでいると発言した。
トランプ氏が米ニューヨークポストへの電話インタビューの際に発言した。
パリでのゼレンシキー宇大統領などと会談を行ったトランプ氏は、「私は、その愚かな戦争をどのように終結するかについてのコンセプトを策定している」と発言した。
同氏はまた、2022年から続く血塗られた紛争をどのように終結するかにつきゼレンシキー氏に話したと述べた。
そして同氏は、「彼(編集注:ゼレンシキー氏)は停戦したがっている。彼は平和を作りたがっている。私たちは詳細については話さなかった。彼は時が来たと思っており、プーチンも時が来たと思うべきだ。なぜなら彼は負けたのだから。70万人を失ったら、時が来ているのだ。平和が来なければ、終わることはない」と発言した。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は、トランプ米次期大統領とマクロン仏大統領との会談後、会談参加者は皆、「できるだけ早くかつ公正に」戦争が終結することを望んでいると発言していた。
写真:ゲッティ