ウクライナ防衛戦力、露軍発射の無人機33機撃墜、34機消失

ウクライナ防空戦力は、ロシア軍が9日夜から10日朝にかけて発射した自爆型などの無人機72機の内、33機を撃墜した。また、他34機は飛翔中に消失した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、ロシア軍は、9日20時30分から10日9時にかけて、ウクライナに対して自爆型無人機「シャヘド」やその模倣機を72機、ロシア領ミレロヴォ、オリョール、ブリャンスク、プリモルスコ=アフタルスクから発射したと書かれている。

この内、ウクライナ防衛戦力は、10日9時の時点で33機撃墜。迎撃戦は、ポルタヴァ州、スーミ州、ハルキウ州、チェルカーシ州、チェルニヒウ州、キーウ州、ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州、フメリニツィキー州、ヴィンニツャ州、ヘルソン州で行われたという。

同時に、チェルニヒウ州北部では、5機の着弾が確認され、1名が負傷したという。

キーウ州では、撃墜された無人機が集合住宅に落下し、建物と自動車20台が破損。犠牲者は出ていないという。

34機は飛翔中に消失。被害は出ていないとのこと。内1機は、ロシア領に飛翔したと報告されている。

写真:空軍