ロシア軍、ウクライナ北部スーミをミサイル攻撃 死者20人以上

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、13日朝同国北部スーミをミサイルで攻撃した。現時点ですでに20人以上の死者が出ていることが判明している。

コブザール・スーミ市長代行がテレグラム・チャンネルで伝えた

コブザール市長は、「この聖なる柳の日曜日に、私たちの共同体は恐ろしい悲劇を被った。敵が民間人に対してミサイル攻撃を行ったのだ。残念ながら、すでに20人以上の死者が判明している…」と書き込んだ。

写真:国家非常事態庁

また、スーミ州軍行政府は、「スーミ州民間人に対するロシア人の新たな血塗られた犯罪だ。今朝、敵は2弾の弾道ミサイルでスーミ市中心部を攻撃した。残念ながら、人々が犠牲になった。ロシアの攻撃の被害は確認中だ」と伝えた

ゼレンシキー宇大統領も、Xアカウントにて、今回の攻撃について報告した

ゼレンシキー氏は、「スーミに対する恐ろしいロシアの弾道ミサイル攻撃だ。ロシアのミサイルは普通の町の通り、普通の生活に直撃した。住宅、教育施設、通りの車だ…。そして、それは人々が教会へいく日、柳の日曜日、主のエルサレム入城の祝日に行われたのだ。暫定情報では、数十人の人々が殺され、傷ついているという。一般市民の命を奪うという、このようなことができるのは、薄汚いクズだけである。遺族と近親者に哀悼の意を表する。救助活動が続いている。必要なすべての当局が現場で働いている」と伝えた。

さらに同氏は、「世界はしっかりと反応せねばならない。米国、欧州、この戦争とこれら殺人が終わることを望む世界の皆がだ。ロシアは、正にこのようなテロを望み、この戦争を長引かせたがっている。ロシアに対する圧力がなければ、平和は不可能だ。話し合いが弾道ミサイルや空爆を止めたことはない。必要なことは、テロリストにふさわしいロシアに対する態度である。私は、ウクライナに寄り添い、命を守るために助けてくれているすべての人に感謝している」と書き込んだ。