保安庁防諜、ロシア連邦への軍用機部品の持ち出しを阻止
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保安庁の防諜部隊は、ウクライナ領からの軍用機部品持ち出しの試みを2度阻止した。その中には、侵略国への持ち出しの試みも含まれる。
18日、保安庁(SBU)広報室が発表した。
発表には、「キーウ(キエフ)市とキーウ州のSBU支部の作戦隊員は、キーウ州一地区の住民が攻撃機Su-25の複数部品集合体を外国籍国民に売却しようとしているのを摘発した。軍用品一式の外国人への売却試みの際に、同人物を検挙した」と書かれている。
SBUは、男性が賃貸契約する住居への家宅捜索の際に、更に軍事機器への部品を摘発したと伝えている。
また、現在、ウクライナ空軍軍人の本件への関与が調べられているとのこと。
その他、SBU防諜部隊は、ロシア連邦へ向かうキシナウ~モスクワ鉄道便にて、ウクライナ国籍の男性による、ロシアの軍用輸送機に用いられる酸素吸入器10個をロシア領への持ち出しを阻止したと伝えた。
どちらの人物も、刑法典第333(国家輸出管理対象物の国際移送手続違反)の定める容疑だと発表されている。
写真:保安庁