解放されたバラクリヤで露軍に殺害された民間人の検死実施
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ロシア軍の占領から解放されたウクライナ東部ハルキウ州バラクリヤにて、占領最後の数日で市の中心部でロシア軍人に殺害された民間人2名の検死が行われている。
13日、ヘラシチェンコ内務相顧問がバラクリヤでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ヘラシチェンコ氏は、「警察が占領最後の数日で銃殺されたウクライナ国民2名の遺体の検死を終えるところだ。彼らは、町の中心部、検問所の近くで銃殺された。ロシアのオーク(編集注:ロシア兵の蔑称)たちは、この二人が何らかの私たちの工作員だと決めつけたのだ。しかし、それは普通の市民、民間人だった」と発言した。
写真:バラクリヤで行われている検死の様子 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
同氏はまた、これはロシア軍の犯罪開示の端緒に過ぎないとし、地元住民からの報告では、何十人の住民が捕まり、侵略者が本部として使っていた警察署に連れて行かれていたようだとし、「そこで人々は拷問を受けていた。その後、それらの人は戻ってこなかった。私たちは、犯罪の規模はブチャほど大きくはないが、しかし人の命は1つ1つが特別なのであり、これから私たちは、1つ1つの拷問、殺人、強姦事例で刑事捜査を始めていく」と発言した。
なお、同氏は、ウクライナでは、すでに3万件以上の戦争犯罪容疑の捜査が開始されていると伝えた。