ウクライナとトルコ、軍用品契約を締結
写真
ウクライナ国防省は、トルコ企業との間で複数の防衛関連契約を締結した。
14日、ウクライナ国防省広報室が公表した。
ウクライナ側で署名をしたのは、アンドリー・タラン国防相。トルコの複数の企業との間で複数の防衛関連契約が締結されたとのこと。
署名式は、イスマイル・デミル・トルコ防衛産業局局長率いるトルコ代表団のウクライナ訪問の際に行われた。
発表には、本件は、黒海・アゾフ海における安全保障向上を目的にウクライナ海軍戦闘能力強化に関するプロジェクトに関するものだと説明されている。また、今回の契約は、これに先立ちウクライナとトルコの両国間で署名された協定の枠内で実現される最初の合意だと指摘された。
タラン国防相は、ゼレンシキー大統領が自身の最近のトルコ訪問の際の合意が迅速に実現されることを高く評価しているとトルコ代表団に伝えた。また、国防相は、ゼレンシキー大統領がウクライナの防衛企業がトルコの技術・投資によって発展に向けた強力な後押しを得られることを期待していると述べた。
デミル・トルコ防衛産業局局長は、トルコとウクライナは、国防分野にて多くの共通の協力方向性を有していると指摘し、合意を実践的な連携に迅速に移行させることが大きく相互互恵的結果への期待を生み出すと発言した。
なお、これに先立ち、10月16日、イスタンブルにて、ゼレンシキー大統領とエルドアン・トルコ大統領の首脳会談の結果として、ウクライナ・トルコ間軍事関連協定を含む複数の文書が署名されている。
写真:国防省