4月12日の露占領軍停戦違反17回、ウクライナ側に連日死者=統一部隊

東部情勢

4月12日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、停戦合意に17回違反、ウクライナ軍人1名が死亡した。また13日に入ってからの攻撃により、ウクライナ軍人がさらに1名死亡したことも発表されている。

13日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた

発表によれば、ロシア占領軍の停戦違反17回のうち、ウクライナ側配置地点への攻撃が15回、対戦車擲弾POM-2使用が2回(ザイツェヴェ)だとのこと。

作戦戦術部隊「ピウニチ(北)」展開地域では、ピウデンネ近郊(120ミリ口径迫撃砲)、シュミー近郊(82ミリ口径迫撃砲)、ザイツェヴェ近郊(82ミリ口径迫撃砲)、ノウホロツィケ近郊、ゾロテー4にて攻撃を確認、作戦戦術部隊「スヒード(東)」展開地域では、ピスキー近郊、カムヤンカ近郊にて攻撃を確認したと書かれている。

12日のこれらの攻撃にて、ウクライナ軍人1名が死亡したと書かれている。

加えて、統一部隊作戦本部は、13日に入ってからの攻撃でさらにウクライナ軍人1名が死亡したと伝えている。

発表によれば、13日朝7時時点で、すでに3回の停戦違反が確認されており、内1回は、ピウデンネ近郊での砲撃(82ミリ口径迫撃砲)、2回はマヨルシケにおける敵無人機による手榴弾投下だと書かれている。

このマヨルシケの攻撃により、ウクライナ軍人1名が死亡、2名が負傷したとのこと。