ウクライナ軍情報機関、カブールからの避難作戦を動画で紹介
動画
ウクライナ国防省情報総局は2日、カブールでのウクライナ特殊作戦部隊による避難ミッション実現の様子を動画で紹介した。
情報総局がフェイスブック・アカウントに動画を掲載した。
発表には、「情報総局特殊部隊隊員は、避難リストの人々を見つけ、安全に集めるために、保護された空港施設空間の外へ徒歩で出て行った。そのようなリスクのある決定は、他の避難ミッションでは採択されていない。なぜなら、空港敷地の外は、すでにタリバン戦闘員の支配下にあったからだ。しかしながら、そのようなアプローチによって、短時間で避難に同意した人々を可能な限りの最大数見つけ、集めることが可能となった」と説明した。
また、情報総局は、離着陸時に常に砲撃の脅威のある中活動したウクライナのパイロットも賞賛している。
加えて、同局は、「避難民たちは、ウクライナの特殊部隊隊員が民間人を救うために特別なリスクを負ったことに感激していた」と伝えた。
なお、ウクライナのアフガニスタン首都カブールからの避難ミッションは、国防省情報総局が担っていた。ウクライナが避難させたのは、自国民の他、国連職員、人権保護団体職員、各国報道機関関係者など、700名以上。
写真:JIM HUYLEBROEK/THE NEW YORK TIMES