ウクライナ国防相、「ウクライナ軍が東部で挑発」との主張は「全くのナンセンス」と指摘
ウクライナのオレクシー・レズニコウ国防相は28日、ロシアにて「ウクライナがドネツィク・ルハンシク両州にて武力挑発を準備している」などという情報が流されていることにつき、「ナンセンスだ」と発言した。
レズニコウ国防相が最高会議(国会)にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
レズニコウ氏は、「あたかもウクライナがドンバスにて何らかの武力挑発を準備しているかのようにして、ウクライナを断罪するのは、全くのナンセンスである。私たちは、一貫して防衛力を強化しているが、しかし私たちは、義務を明確に遵守しており、政治・外交的情勢解決を基本的シナリオとみなしている」と強調した。
同時に同氏は、最近ドネツィク・ルハンシク両州一部地域のロシア占領軍からの挑発行為の数が若干減少しているのが観察されると報告した。同氏は、「私たちの軍人は、挑発をすれば反撃される、ということで、彼らをしつけたのだ」と説明した。