ウクライナ軍人、英供与の対戦車ミサイルの使用指導官育成実施
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リヴィウ州の訓練場にて、英国が供与した対戦車ミサイルシステムNLAW使用の指導官育成訓練が行われた。
28日、ウクライナ国防省傘下メディア「アルミヤインフォ」が報じた。
報道には、「300〜600メートルのラインに目標となる、歩兵戦闘車、自走無反動砲、汎用装軌装甲車両が設置された。発射は、建物の窓や塹壕、戦闘車車上をはじめ、複数の距離・地点から行われた。目標物は全て破壊された」と書かれている。
指導官の一人、ジンノヴィー・トゥジャンシキー氏は、この武器は非常にシンプルかつ理想的で強力だとコメントした。
写真:マルキヤン・リセイコ/ウクルインフォルム
ウクライナ軍参謀本部に所属するミコラ・フベニ大佐は、NLAW使用指導官養成は3日間で理論と戦術が教えられ、2日間で使用訓練という最短期間で行われたと伝えた。
同氏は、5日間で約40名のNLAW使用指導官が養成されたとし、今後これら指導官が各地の部隊に派遣され、更なる専門家を育成すると指摘した。
これに先立ち、1月17日、英国からウクライナへ、対戦車ミサイルシステムNLAWが供与されていた。