ラトビア、カナダによるウクライナ軍訓練ミッションへの軍人派遣を予定
ラトビア国防省は、同国軍人をウクライナにおいてカナダが実施している軍人訓練ミッションへと合流させるための決定案を作成した。
28日、ニュースサイト「デルフィ」が報じた。
報道によれば、ラトビア国防省は、財務省、司法相、外務省に対して、今回の決定案を提出。同案は、カナダがウクライナ領にて実施している軍人訓練ミッション「UNIFIER」にラトビア軍を参加させることを定めるものとなっている。ラトビア軍人をカナダ政府が定める期間中、同ミッションに参加させることを予定しているという。
同時に国防省は、何人の人員を派遣する予定なのかは発表していないという。
これに先立ち、26日、カナダのトルドー首相が、2015年に開始したウクライナ軍訓練ミッション「UNIFIER」を3年間延長し、さらにミッションの人員も大幅に増員することを発表していた。
カナダ政府は、2015年からウクライナ領にて「UNIFIER」という作戦でウクライナ軍人の訓練を実施してきていた。同ミッションにて、現在約200名のカナダ軍人がウクライナ軍人に近代戦闘の訓練を行っている。