ポーランド、ウクライナへ弾薬、携帯式地対空ミサイル、無人機を供与へ=同国首相
ポーランドのモラヴィエツキ首相は、ポーランドはウクライナに対して、弾薬と地対空ミサイルシステム「グロム」と複数種の無人機を供与すると発言した。
1日、モラヴィエツキ・ポーランド首相がキーウ(キエフ)訪問前の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
モラヴィエツキ氏は、「もちろん、私たちは、隣人のウクライナ人と、彼らがロシアから感じている脅威の観点で、連帯している。しかしながら、連帯や言葉では現在不十分である。現在、それを行動で固めなければならない。現在の非常に危険な軍事的状況と関連する様々な理由から、私たちもまた、防衛用兵器を供与する準備がある」と発言した。
同氏は、ウクライナへの防衛用兵器の供与について、ドゥダ・ポーランド大統領と話したとし、また、自身の1日のキーウ訪問時には、ウクライナのゼレンシキー大統領とシュミハリ首相と協議し、その際に、ロシアからのあり得る侵略からウクライナ人が身を守るためには、彼らはどのような軍事支援を必要としているかを確認するつもりだと発言した。
記者から、ポーランドはウクライナに具体的にどのような軍事支援を供与する予定かと聞かれると、モラヴィエツキ氏は「弾薬、地対空ミサイルシステム『グロム』、様々な無人機だ」と回答した。さらに、同氏は、ポーランドは、ウクライナに人道支援も供与すると伝えた。