ウクライナ国防省、露ベルゴロドの燃料貯蔵庫火災にコメント

ウクライナのモトゥジャニク国防報道官は1日、ウクライナは自国領にてロシアの侵略から防衛しており、ロシア国内で生じる出来事には責任を負っていないと発言した。

モトゥジャニク報道官が、記者からウクライナはロシア領ベルゴロドの燃料貯蔵庫の火災に関与したかとの質問に対してコメントした。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

モトゥジャニク氏は、「強調したいが、今日の時点で、ウクライナは自国領にてロシアの軍事侵略を撃退する防衛作戦を実行している。そして、それは、ウクライナがロシア連邦領で起こっているあらゆる過ち、あらゆる災害、あらゆる出来事の責任を負っていることは全く意味しない」と発言した。

同氏は、(ロシアから)類似の断罪が聞かれるのは初めてのことではないと述べつつ、「そのため、私は、その情報を肯定も否定もしない」と発言した。

これに先立ち、1日、グラトコフ・ベルゴロド州知事が、ウクライナ国境に近いベルゴロド市の燃料貯蔵庫で大きな火災が発生したと報告していた。グラトコフ氏はその際、火災はウクライナのせいだと主張していた。