ポーランド首相、ウクライナへの戦車提供を認める
ポーランドのモラヴィエツキ首相は25日、同国がウクライナへ戦車を供与し、代わりに英国から装甲車を受け取ることを認めた。
モラヴィエツキ首相がポルサト・ニュース出演時に発言した。
記者から、ジョンソン英首相による、ポーランドがウクライナへ戦車を供与するとの発言の真偽を尋ねると、モラヴィエツキ氏は「本当だ」と回答した。
同時に同氏は、供与の数については明らかにせず、「私たちは、然るべき時にそのことにつき報告する。しかし、何よりも、ウクライナの隣人たち、友人たちの安全の観点から、私たちは今日、そのことについては話さない」と指摘した。
同氏はさらに、戦闘機MiG-29供与問題は「終了した」と発言し、「(供与の)必要がなく、要求も要請もない」と説明した。
これに先立ち、モラヴィエツキ首相は、ポーランドはウクライナに総額70億ズオティ(16億ドル)相当の武器を供与したと発言していた。
また、これに先立ち、英国防省が、英国はポーランドに戦車「チャレンジャー2」を供与し、ポーランドがウクライナにT-72を供与することを認めていた。
なお、複数の報道機関が、ポーランドはウクライナに対して改良型戦車T-72M1Rを100両提供すると報じている。