米国はウクライナが必要とするあらゆるものを提供していく=オースティン米国防長官
米国のオースティン国防長官は13日、米国は同盟国・パートナー国とともに、ウクライナが必要な武器を得られるよう支援する準備があると発言した。
オースティン国防長官がタイ訪問時に発言した。国防省ウェブサイトに発言全文が公開された。
記者から、ウクライナは1000台の榴弾砲と300台の多連装ロケットシステムを要請していると言及されると、オースティン氏は、「米国はあらゆるものを提供し、ウクライナが成功する支援を行う意思がある」と回答した。
オースティン氏は、米国のみならず、世界中の多くのパートナーがウクライナへ支援をする意思があるとし、「私たちは、他の多くの物に加えて、すでに多数の榴弾砲、大量の155ミリ口径砲弾を提供した。しかし、その他の国もまた155ミリ口径榴弾砲を提供した」と発言した。
さらに同氏は、米国とその他の国は、最短期間でウクライナへ軍のためのできるだけ多くのサポートを送り、ウクライナ軍が成功するのを支援するため、努力を続けると発言した。また同氏は、今週米国は、ウクライナ防衛支援コンタクトグループ会合(いわゆる「第3回ラムシュタイン」)を招集すると述べた。同会合の参加国数はさらに増えるという。
同氏は、「私たちは、オレクシー・レズニコウ国防相率いるウクライナのリーダーたちの話を直接聞き、私たちの共通の努力とウクライナの自国防衛における優先的要求の履行を活発化すべく作業している」と発言した。
これに先立ち、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ウクライナには1000台の榴弾砲、500両の戦車、300台の多連装ロケットシステム、2000台の装甲車が必要だと発言していた。
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