民間支援団体、ピックアップトラックを10台ウクライナ軍に提供
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ウクライナ軍支援の募金を行っている基金「生きて帰ってきて(ポヴェルニーシ・ジヴィム)」は、南部戦線に参加するウクライナ軍第28独立機械化旅団へ募金で購入した10台のプジョー社のピックアップトラックを提供した。
7月31日、南部司令部「ピウデン(南)」がフェイスブック・アカウントにて報告した。
発表には、「基金『生きて帰ってきて』は、ウクライナ軍と民が一体であることをまたも証明している! 今日、基金の活動に加わる人皆のおかげで、冬の陣の騎士記念第28独立機械化旅団は10台の新品のピックアップトラックを受け取った。これらはすでに前線の若者たちのもとへ向かっている」と書かれている。
ピウデンは、現代の戦争は、能力とスピードを持つ者が勝利するのだとし、同基金のおかげでウクライナ軍は戦場でのスピードを得ており、また装備利用の能力が毎日勝利を近付けているとコメントした。
これに先立ち、ウクライナ海軍は、7月19日に、同基金が募金で購入した日産ナバラ5台の提供を受けたことを発表していた。
なお、基金「生きて帰ってきて(ポヴェルニーシ・ジヴィム)」は、2014年のロシア・ウクライナ武力紛争開始以降、ウクライナ軍支援を続けている団体。同基金の公式ウェブサイトから、クレジットカードなどによる募金が可能となっている。