ウクライナ空軍、ミサイル防衛の状況を説明
ウクライナ空軍のイフナト報道官は、ウクライナの防空システムは世界のどこにもないユニークなものだと発言した。
イフナト氏がRBCウクライナ通信へのインタビュー時に発言した。
イフナト氏は、「私たちは実質的に世界のどこにもないユニークな防空システムを作り上げた。私たちは古いソ連の機材で戦っており、様々な戦術的技術を用いている。連絡システムを作り出した。地対空ミサイルシステム、戦闘機、それから携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS)でもって対峙している。国の全土に携帯式防空ミサイルシステムを持った人員が配備されており、彼らもまたミサイルに対応して、落とさねばならない。視覚監視所もある」と伝えた。
同氏はまた、ウクライナの防空システムは最新の武器で強化せねばならないとし、近々ウクライナは西側諸国からそのような武器を受け取るが、それは数が少ないと指摘した。同氏は、最新の武器とは具体的には「NASAMSやIRIS-T」のことだとしつつ、「しかし、残念ながら、私たちに提供する予定の数は少ないのだ。しかし、それはパートナー国が私たちに西側の重防空システムを提供する最初の一歩である」と発言した。