ウクライナ空軍、露によるウクライナでのイラン製無人機使用を認める 「新たな挑戦」
ウクライナ空軍のイフナト報道官は、ロシア軍がイランの無人機「シャヘド136」を使用しているという情報を有していると発言した。
イフナト・ウクライナ空軍司令部報道官が国内テレビ番組出演時にロシア軍によるイラン製無人機の使用について質問された際にコメントした。
イフナト氏は、「イランに関しては、確かにロシア軍が受け取り、すでに使用しているとの情報がある。私たちは、撃墜された無人機を1つ目にしている。それはシャヘド136だ。それは、徘徊する弾薬であり、実質的にカミカゼドローンである。その対象は極めて厄介で、そのような対象の撃墜にはさらに追加的なシステムがいることは明らかだ。さらに、私たちの戦士たちはまたしても注意せねばならない」と発言した。
同氏はまた、それはロシアが必要としていた新しい武器であるとし、おそらくロシアはイランのその他の無人機も対ウクライナ戦争に使用してくるだろうと述べた上で、ウクライナ側はそれに対して備えなければならないと指摘した。
そして、同氏は、「それは新しい挑戦であり、適切な対応と新たな対抗策が必要だ」と強調した。また、イランやその他権威主義国家からのそのような武器のロシアへの提供への対応として、民主主義世界が新たなタイプの武器をウクライナに供給することを期待していると述べた。
これに先立ち、ウクライナ軍戦略コミュニケーション局が13日、同軍がイラン製と思われる無人攻撃機をハルキウ州クプヤンシク近くで撃墜したと報告していた。