ウクライナは米国から防空システムを受領した=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国は米国から防空ミサイルシステム「ナサムス(NASAMS)」を受け取ったと発言した。
ゼレンシキー大統領が米CBSへのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私たちには、米国がリーダーシップを発揮し、ウクライナに防空システムを提供することが必要だ。バイデン大統領と米議会に、すでに採択された肯定的決定につき感謝したい。私たちは、ナサムスを受け取った」と発言した。
同時に同氏は、「これだけでは民間インフラを守るには全くもって不十分だ。学校、病院。大学、ウクライナ人の住居をだ」と述べ、また「私たちには、ウクライナ人が帰国したがるような安全が必要なのだ。安全になれば、彼らは戻ってきて、暮らし始め、ここで仕事をし、税金を払うようになる。そうすれば、私たちは、50億ドルの予算上の不足を抱えることもなくなる。それは私たち皆にとって肯定的な結果となる」と発言した。
これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は、9月15日、ウクライナは効果的な防空システムを必要としており、ドイツからのアイリスティー(IRIS-T)を、米国からのナサムス(NASAMS)を待っていると発言していた。