ウクライナ防衛支援次期会合、10月12日に開催へ

米国率いるウクライナ防衛問題コンタクトグループ(通称「ラムシュタイン会議」)は、10月12日にブリュッセルにて次期会合を開催する。

米「アメリカの声」がスミス駐北大西洋条約機構(NATO)米大使の発言を報じた

また、次期会合からは何が期待できるか、ウクライナは射程300キロメートルの長距離ミサイル、西側戦車、戦闘機の提供を期待できるかと質問されると、スミス大使は、支援提供とは常に発展するプロセスであると述べ、例として、防空システム供給、沿岸防衛システム、それから弾薬が提供されたことを喚起した。

そして、同氏は、「私は、将来の支援がどのようなものとなるかを確実に述べることはできない。私が言えるのは、支援が米国からもその他のNATO同盟国からも提供され続けるということだ。私は、そのプロセスの停止は見ていないし、プロセスは今後も発展していく」と発言した。

同氏はさらに、米国と同盟国は、ウクライナ軍が現地で必要としているものを把握するために、ウクライナ軍・政治トップと恒常的に、ほぼ毎日コンタクトを取り続けていると指摘した。

同氏は、「私たちは、明確かつ大音量でそのウクライナの要請を聞いている。私たちは、それら要求をコンタクトグループを通じて満たすべく、あらゆる努力を行っている」と伝えた。

なお、前回のラムシュタイン会議は、9月8日にドイツの米空軍基地「ラムシュタイン」にて開催されていた。