ドイツ、デンマーク、ノルウェーの3国、共同でスロバキア製自走榴弾砲をウクライナのために購入=報道

ドイツ、デンマーク、ノルウェーの3国政府は、ウクライナのために共同でスロバキア製155ミリ口径自走榴弾砲「ズザナ2」を購入する。購入総額は、9200万ユーロ。

独DWがドイツ国防省の情報をもとに報じた

報道によれば、ランブレヒト独国防相は、「それはパートナーとの作業と実現がどれだけ重要かを示すものである」と発言した。

同氏は、ウクライナに同自走榴弾砲が届けられるのは来年になると指摘した。

「ズザナ2」は、1分間に6発の砲弾の発射が可能で、射程は最大40キロメートルだという。

ランブレヒト氏はまた、ウクライナによるドネツィク州リマンの解放を「甚大な成功だ」と評価し、それはロシア軍を「著しく弱体化するもの」だと発言した。

同氏は、「それは素晴らしい成功だ。しかし、それは転換点ではない」と指摘した。

その上でランブレヒト氏は、戦争がまだ何か月も続くことを考慮した上で、ウクライナを引き続き支援していくよう呼びかけた。