ゼレンシキー宇大統領、ウクライナへの防空システム「パトリオット」提供につき「私はそのプロセスに携わっている」

ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国への「パトリオット」をはじめとする防空システムの提供に関する協議プロセスは恒常的に行われていると発言した。

ゼレンシキー大統領がフランスのTF1局とLCI局へのインタビュー時に発言した

ゼレンシキー氏は、「プロセスは続いている。私個人がそれに携わっている。それら(編集注:『パトリオット』などの防空システム)は私たちにとって必要だ。私たちがウクライナで行っていることは全て、結果を近付ける行為だ。私たちは、(中略)そのことについて常に話をしているし、私は、肯定的、非常に肯定的な気持ちでその問題を見ている」と発言した。

同氏はまた、マクロン仏大統領とはウクライナに対する防空システム「クロタル」の提供について協議が行われたと指摘した。

同氏は、「私は、それがどう機能するのか知らない。それはまだ機能していない。私たちには、米国のナサムス(NASAMS)、あるいはドイツのアイリスティー(IRIS-T)の例がある。私たちは、イタリアとフランスのシステムを巡って闘っている。SAMP-Tや、他の地対空システムもある。それら全てが助けとなる」と発言した。

これに先立ち、米CNNが米政権がウクライナへの防空システム「パトリオット」を提供する計画の準備を終えつつあると報じていた