米国、18.5億ドルの新たな対ウクライナ支援発表
21日、米国政権は、ウクライナに対する総額18.5億ドルの新しい軍事支援を発表した。
内10億ドルの支援は、ホワイトハウスが発表した。
発表には、同支援により防衛品、国防省のサービス、軍事教育・訓練サービスへの拠出が行われると書かれている。
また、同日、ブリンケン米国務長官は、米国防省がさらに8億5000万ドルの対ウクライナ追加防衛支援を発表すると伝えた。
ブリンケン氏は、これにより米国の新しい軍事支援パッケージは、総額で18億5000万ドルとなると伝えた。
また同氏は、「これら提供品は、ウクライナの防空と精密攻撃を行う能力を強化する。そこにはまた、ウクライナが戦場で効果的な自衛を行う上で使用する追加弾薬や重要装備も含まれる」と伝えた。
さらに同氏は、米国は初めて防空システム「パトリオット」をウクライナに提供するとし、同システムは、ウクライナが現在保有する防空システムより高い高度で弾道ミサイルや航空機を撃墜することができるようになると伝えた。
その他同氏は、米国の現政権は、ウクライナに対するこれまでの支援総額は219億ドルに達していると指摘した。
なお、ゼレンシキー宇大統領は、21日、米国へ向けて出発し、現時点ですでにワシントンのホワイトハウスに到着している。