ウクライナは敵から領土を解放するのに必要な武器を全て手に入れるだろう=ウクライナ外相
ウクライナのクレーバ外相は25日、ウクライナは自国領を占領者から解放するために必要な武器を全て手に入れるだろうとの見方を示し、それは時間の問題だと発言した。
クレーバ外相がウクライナのテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
クレーバ氏は、「もし、ワシントンのものだけでなく、その他の国のものも含めて、全ての舞台裏のやりとりを総括するなら、結論はこうだ。あらゆる武器は手に入る。それは時間の問題に過ぎない」と発言した。
同時に同氏は、どうして武器は一度にもらえないのかについて、「心理的、ロジスティック的、政治的理由がある。それら全ての理由について作業をせねばならず、私たちは作業していく。武器の供給は、非常に複雑な技術的・ロジスティック的オペレーションであり、私たちは他の省庁の同僚とともにそれらのあらゆる詳細について作業を行っている。私には、武器供給問題においてはいかなるタブーもないとの感覚がある」と強調した。
これに先立ち、21日、米国政権は、ウクライナに対する総額18.5億ドルの新しい軍事支援を発表、同支援には防空システム「パトリオット」のウクライナへの供与が含まれた。ゼレンシキー宇大統領は同日、米国による防空システム「パトリオット」の提供はウクライナに空の盾を作る上での重要な一歩だと発言した。さらに、「私たちは、防衛能力を今後数か月どのように強化していくかにつき、明確な理解がある。私は、それについて今は詳細に話したくない。どうしてかは皆がわかると思う。しかし、私は、それにつき、バイデン大統領に非常に感謝している」と発言している。