第8回ウクライナ防衛支援調整会合、1月20日に開催=独国防省
約50か国が参加し、ウクライナへの装備支援について協議する「ウクライナ防衛問題コンタクトグループ」(ラムシュタイン会議)の次回第8回会合は、1月20日に開催される。
6日、ドイツ国防省が公表した。
発表には、「2023年1月20日のウクライナ防衛問題コンタクトグループ次期会合の準備の一環で、ランブレヒト独国防相は、本日、オースティン米国防長官と(電話)会談を行い、その際、両者は、ウクライナにおける現在の戦争や、特に歩兵戦闘車と地対空ミサイルシステム『パトリオット』に関する、ウクライナの防衛戦争のためのさらなる軍事支援の調整方法につき協議した」と書かれている。
両者はまた、ウクライナへ、米からブラッドレー、ドイツからマルダー40台という、西側製造歩兵戦闘車と対応弾薬を供給する両国共同イニシアティブにつき協議した。
ランブレヒト国防相は、「私たちがこれまでに同盟国と提供したソ連製主力戦車および歩兵戦闘車約100両と合わせて、これら共同作業により、ウクライナ軍の堅牢性は著しく強化される。(中略)私たちは同盟国とともに、団結、連帯、緊密な調整でウクライナを支持し続ける。私たちは一緒になればさらに強い」と強調した。
これに先立ち、6日、レズニコウ宇国防相は、オースティン米国防長官と電話会談を行い、その際両者は、米国の新たな安全保障支援と「ラムシュタイン会議」次期会合につき協議をしていた。