ポーランド政府、独製主力戦車のウクライナ提供に向けた同志国連合形成に期待=ポーランド首相

ポーランドのモラヴィエツキ首相は7日、ポーランド政府はウクライナへの現代的重火器の引き渡しのために、多くの同志国からなる連合の形成を期待していると発言した。同時に、ポーランド政府には単独でキーウに対して戦車を提供する意図はないとも述べた。

モラヴィエツキ・ポーランド首相がワルシャワでのブワシュチャク同国国防相との記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

モラヴィエツキ氏は、ドゥダ同国大統領とともに「ウクライナへ現代的重火器提供を実施し得る国の広範な連合を形成」する協議に加わっていると発言した。

同氏はまた、ポーランドは、ウクライナに対して単独でさらなる戦車を提供する意向はないとも補足した。同氏は、「広範な連合がなければ、私たちはそれら戦車を引き渡すつもりはない」と強調した。

これに先立ち、米ウォールストリートジャーナルが、ポーランド政権内の関係者の発言をもとに、同国が米国と韓国から戦車を受け取った後に、ウクライナに対して独製戦車レオパルド2を提供する可能性を検討していると報じていた

ポーランドは、240両強のレオパルド2を所有している。