フィンランド政府、ウクライナへの戦車提供の準備があると発表

フィンランドのハーヴィスト外相は17日、同国はウクライナへの戦車やその他の重火器提供に加わる準備があると発言した。

ハーヴィスト外相が世界経済フォーラム(通称「ダボス会議」)の際の「ウクライナはあなただ」プロジェクトの発表会の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ハーヴィスト氏は、「フィンランドにいる私たちは、12回のウクライナの軍事支援を提供したのであり、私たちは、現在ウクライナを支援するために、EU全体としても、スカンジナビア諸国としても、行えることについて話している。私は、現在戦車やその他の重装備の提供に関する議論が続いていることを知っている。フィンランドの私たちは、可能な限り加わる準備がある」と発言した。

同氏はまた、ウクライナに対する戦争は人々だけでなく、環境にも損害を与えているとし、原子力セキュリティにとってのリスクも生み出していると指摘した。

同氏はさらに、「私たちは、ウクライナを支えねばならず、何が起きているかにつき考え、ゼレンシキー大統領が和平計画の10項目にて述べたことに注目し、それを実現するために一緒に作業をしなければならない」と発言した。

写真:Pasi Peiponen / Yle