ホッジス元米軍高官、長射程ロケット弾がウクライナに提供されれば「クリミア駐留のロシア軍は快適でいられなくなるだろう」
ホッジス元米国駐欧州陸軍司令官は18日、米国による150キロメートルの射程を持つロケット弾「GLSDB」(地上発射型SDB)提供可能性の報道を受け、その場合被占領下ウクライナ領クリミアに駐留するロシアの海軍や空軍が間もなく快適でいられなくなるだろうと指摘した。
ホッジス氏がツイッター・アカウントでコメントした。
ホッジス氏は、「GLSDBは、ロシアにとっての聖域を減らすことになる。クリミアにいるロシアの海軍、空軍、弾薬管理者にとって、生活はまもなく、その『陸橋』とともに、かなり快適さのないものとなるだろう。そして、ケルチ橋の修理職にとっても、まもなくそうなることを期待している」と書き込んだ。
これに先立ち、18日、米国の複数報道機関が、バイデン米政権が26億ドルからなる新たな対ウクライナ安全保障支援パッケージの作成を終了すると報じていた。その際、ポリティコは、関係者発言を参照し、GLSDBが同支援に含まれる可能性についても言及していた。
写真:ウクライナ国防相