ウクライナに将来提供されるかもしれない航空機はすでに定まっている=宇空軍報道官

ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は24日、ウクライナが将来同盟国から受け取れるかもしれない航空機の種類や、人員の訓練期間については、すでに実質的にわかっていると発言した。

イフナト報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。ウクルインフォルムが伝えた。

イフナト氏は、「多目的航空機のような武器の提供については、私たちはロシアの侵攻当初には要請していた。それは当然のことだ。なぜなら、航空機、理想的な航空支援がなければ、どのような戦闘行為を行うことも極めて困難だからだ」と発言した。

また同氏は、航空機提供問題は一度も議題から外れていないと指摘し、本件はウクライナの軍首脳陣、国防省幹部によって常に提起されていると発言した。同氏は、「私たちの飛行士は米国へと向かったし、私たちの飛行士の訓練のために資金が拠出された…。つまり、航空テーマは一度も議題から外れていないのだ。すでに、もしかしたらウクライナに提供される航空機のタイプも、人員の訓練期間も実質的に定められている」と発言した。

同氏は、それは人員の訓練だけの話ではなく、航空技士の訓練も含まれると指摘し、「それは極めて重要な要素だ。それなくしてはうまくいかない。だからこそ、そのプロセスは、インフラ準備とともに、常に提起されているのだ。その点では、インフラ省もまた、私たちの軍用飛行場がそのような機材を受け取れるように準備するために関与している。私たちのその航空機へと向かうその夢の実現のために、あらゆる努力が行われている」と強調した。

これに先立ち、23日、クレーバ宇外相が、ウクライナへの航空機提供の議題が「動いた」とし、本件の話が行われ始めていることを示唆していた。