クレーバ宇外相、戦闘機F-16のウクライナへの提供協議の開始をほのめかし
ウクライナのクレーバ外相は24日、ウクライナが米独から主力戦車を受け取るだろうとする報道を受けて、今後の武器支援につきコメントを行った。
クレーバ外相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
クレーバ氏は、「『次はF16かい?』『ああ』『職場に持ち込むとにするよ、友よ』。…これは、ある欧州の同僚から先ほど受け取った質問だ。私は彼に返事をした。彼は、何をすべきかを把握している」と書き込んだ。
他方で同氏は、どの国の外相とやり取りしたのかは明かさなかった。
同時に同氏は、「あなた方は知っておくべきだ。どんなに困難であろうと、決して諦めてはいけない。どんなに悲しかろうと、絶望してはいけない。敵がどんなに足掻こうと、彼らは太陽の下の雫のように消えゆく(編集注:ウクライナ国歌の一節の引用)。いつでも信じて、たくさん働くことだ。そうすれば全てのことは生じる。なぜなら、ウクライナはどんなことでもできるからだ」と書き込んだ。
これに先立ち、同日、独シュピーゲル誌は、ショルツ独首相がウクライナに対して主力戦車レオパルト2を提供することを決定したと報じていた。さらに同日、米ウォール・ストリート・ジャーナルは、バイデン米政権がウクライナに主力戦車エイブラムスを提供することに傾いていると報じていた。
また、ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は24日、ウクライナが将来同盟国から受け取れるかもしれない航空機の種類や、人員の訓練期間については、すでに実質的にわかっていると発言していた。