ゼレンシキー宇大統領「戦車の議論は決定が必要」
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナへの戦車提供を巡る議論は、具体的な決定でもって終了させなければならないと発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「今、たくさんの人が戦車について話している。私たちが必要としている現代的戦車のことであり、現在の不足を埋めることのできるという話だ。多くの努力、言葉、約束があるが、しかし大切なのは現実を見ることだ。5両、10両、15両ではなく、より多くの戦車が必要である。私たちは不足を補うために毎日必要なあらゆることを行っている。そして私は、その点で支援してくれる全ての人に感謝している。しかしながら、議論は決定によって終わらせねばならない。私たちのテロに対する防衛を本当に強化する決定によって」と発言した。
同氏はまた。「戦車の必要な数については、同盟者たちは把握している」と伝えた。
そして、同氏は、「必要な量の決定が生じれば、私たちは一つ一つの重要な決定に喜んで感謝する。まだそのために働かねばならない」と伝えた。
これに先立ち、同日、独シュピーゲル誌が、独政府関係者の発言をもとに、ショルツ独首相がウクライナへの戦車提供を決定したと報じていた。
写真:大統領府