ドイツとスペインでウクライナ軍人への主力戦車レオパルト2訓練が終了

13日、スペインとドイツで行われていた、ウクライナ軍人のための独製主力戦車レオパルト2の訓練が終了した。

ロイター通信は、スペインでは4週間にわたって行われたレオパルト2A4の訓練が終わったと報じた。スペインは、今年の春、同戦車を6両ウクライナに提供する予定である

スペイン軍は、声明にて、今回ウクライナからの40人の戦車兵と15人の技師をスペイン北東部のザラゴザの軍事基地で訓練したと発表した。

指導官のコントレラス大尉は、訓練は非常に集中的に行われたと述べた上で、人員の動機と習得願望により、彼らの戦闘再開の準備は非常によく整ったと考えていると伝えた。

独ツァイト紙は、ドイツにてウクライナ軍人へのレオパルト2A6の訓練が終わったと報じた

実弾訓練は、ニーダーザクセン州のベルゲン軍事訓練場で行われたという。

指揮を行ったシュルツ准将は、「ウクライナ兵は驚くほどのやる気だけでなく、技術面でも戦闘原理の面でも非常に学ぶ能力が高いことが明らかになった」と発言した。

ウクライナ軍人は、戦車とともに3月中に帰国する予定。

なお、ドイツは、3月中に18両の主力戦車の提供を約束している。

その他、ドイツ国防省は、ツイッター・アカウントにて、ドイツはオランダとデンマークとともに、ウクライナへの提供のためにレオパルト1A5の修理の資金を提供すると伝えた。