ウクライナ大統領府長官、米国の弾道ミサイル「エイタクムス」供与決定に期待
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、米国による射程300キロメートルの戦術弾道ミサイル「エイタクムス(ATACMS)」のウクライナへの供与可能性は、サリヴァン米大統領国家安全保障問題担当補佐官との対話の際にいつも提起していると発言した。
イェルマーク氏がフィナンシャル・タイムズ紙にコメントした。
イェルマーク氏は、「ジェイク・サリヴァン氏とやり取りの際にはいつもその問題(編集注:エイタクムスのウクライナへの提供)が提起されている。彼らは、エイタクムスが非常に必要となっていることを理解している。私は、もうまもなくそれに合意することになると信じている」と発言した。
同氏はまた、エイタクムス供与問題は、戦闘機F16供与の決定の際と同じように物事が進んでいると指摘した。
フィナンシャル・タイムズの記事には、バイデン米大統領がウクライナに対する射程300キロメートルの戦術弾道ミサイル「エイタクムス」の供与の決定採択に近づいていると記述されている。
これに先立ち、米ABCニュースは9日、米政権がウクライナに対して射程300キロメートル強の戦術弾道ミサイル「エイタクムス(ATACMS)」の供与の準備をしていると報じていた。