クレーバ宇外相、米独による長射程ミサイル供与可能性につき「前進がある」
ウクライナのクレーバ外相は13日、ウクライナへの米製戦術弾道ミサイル「エイタクムス」と独・スウェーデン製長射程巡航ミサイル「タウルス」の供与可能性につき、「前進がある」と発言した。
クレーバ外相のウクライナのテレビ番組出演時の発言をニュースサイト「ラジオ・スヴォボーダ」が伝えた。
クレーバ氏は、「私たちは本件に非常に活発に取り組んでいる。大統領は、約束されたものの供与を加速させ、パートナーによる武器提供の新しい義務を得るために、毎日協議あるいは会議をしている。もちろん、いくつかのスーパー優先課題というものがある。それは、何より防空システムだ。また、私たちは、米国からエイタクムスを、ドイツからタウルスを受け取るために活発に活動している。どちらにも前進がある」と発言した。
同時に同氏は、米国政府にもドイツ政府にも本件に関する最終決定は下されていないとも補足した。